最近話題の「デザイナーズ銭湯」

東京の銭湯は、ピークの昭和43年には2687軒ありましたが、平成22年には約800軒にまで減少しているそうです。燃料費が高騰したり後継者が不足したりして、非常に凄い状況にあるようです。それでも、銭湯によっては、生き残りをかけてさまざまな工夫や改装を通じている銭湯も多いです。その中それでも、今誠に話題になっているのが「デザイナーズ銭湯」です。
デザイナーズ銭湯とは、建築家によっておしゃれにデザインされ、外観や内装、空間にも粘り、新しく生まれ変わった銭湯のことです。かねてから親しまれていた銭湯をリニューアルしたものがほとんどで、シックでお洒落なアーバンテイストな現代風の銭湯もあれば、昔ながらの思い出深い雰囲気漂うレトロモダンなデザインものもあります。
例えば、文京区にある昭和47年に創業した老舗銭湯「千駄木ふくの湯」は、デザイナーズ銭湯として平成23年にリニューアルされました。和モダンな雰囲気が魅力で、階段、入り口の扉、番台、脱衣所など、木材で統一された落ち着きのある温泉旅館のようです。レトロな風情漂う照明に照らされて、どっか懐かしさをもらいさせられます。
浴場に入ると、ペンキ絵の適切富士山が目に飛び込んできます。また、男湯と女湯を隔てる壁には、「大黒様」と「弁天様」がそれぞれ描かれています。お風呂も井戸水を使ったり、強力ジェットバスが人気だったり、さまざまな個性的なお風呂を楽しむことができ、とってもおしゃれなデザインの中で、気持ちのよい湯を楽しむことができます。

東京のデザイナーズ銭湯

東京では今、おしゃれな「デザイナーズ銭湯」がやけに注目を浴びています。
池尻大橋からすぐの隠れ家的銭湯「文化浴泉」は、昭和3年から営業を続けている老舗中の老舗の銭湯です。外観も内装もとてもおしゃれで綺麗なので、何十年も貫く銭湯だとは思えませんが、温かみのある木材や照明によって、タイムスリップしたという思い出深い不思議な感覚にもなります。
この文化浴泉の特徴は、「nano湯」というナノバブル粒子が含まれたお湯です。ナノバブルはダイエットや洗浄効果があり、美肌にも効果的だと言われています。2011年にデザイナーズ銭湯としてリニューアルする前から人気のあった「生薬湯」は、毎週日曜日に実施しています。また、刺激が低くお肌にきめ細かい軟水による「軟水風呂」もあり、代謝や保湿力を決める効果も期待できます。このように、文化浴泉はレトロな雰囲気の中で疲れを癒し、健康にもプラスになる銭湯です。
中目黒駅から徒歩3分のところにある「光明泉」は、都会で喜べる露天風呂のある銭湯です。露天風呂は、升をイメージしたおしゃれなデザインで、天井は開けているので開放的で、夜空の星を眺めながらお湯に浸かることができます。また、露天風呂以外にも、炭酸泉や人工ラジウム、サウナなど、白を基調とした清潔感のあるお風呂を楽しむことができます。
2014年に「デザイナーズ銭湯」としてリニューアルオープンし、脱衣所やお風呂など清潔感あふれる店内で、もっと、中目黒という都会の中にあるということで、新感覚のおしゃれスポットとして注目されています。

おしゃれな街に溶け込む「清水湯」

おしゃれの最先端の街“表参道”にある、創業100年を誇る老舗の銭湯「清水湯」を紹介します。
清水湯は、デザイナーズ銭湯として新しく生まれ変わり、おしゃれな街の中に溶け込む心から綺麗な銭湯です。ロゴマークの「ゆ」の文字からしても、何ともこだわったデザインになっています。シックで落ち着きのある男湯に、女湯は花模様の華やかなタイルでデザインされるなど、店内も配色にこだわって全体的に清潔感のある雰囲気になっています。
お風呂は、ジェットバスとシルク風呂が売りです。ジェットバスは3タイプあり、強さなどの違いでバリエーションを楽しむことができ、シルク風呂はお湯にシルクの泡が溶け込み、美容と健康などさまざまな効果があります。そのほかにも、スパ気分を楽しめる「高濃度炭酸泉」や、控えめな温度でしっとりとさわやか「コンフォートサウナ」、石から出る遠赤外線でじんわりとあたためる「ロッキーサウナ」などもあります。
グングン、このデザイナーズ銭湯の楽しみは、お風呂を出てからも待っています。入浴後には、カフェもののおしゃれな休憩スペースで、生ビールやラムネなどのさわやかなドリンク、冷たくてうまいソフトクリームなどをいただけます。また、ファッショナブルなタオル、ソックスや下着など、うっかり忘れてしまったときに楽しいグッズが数多く販売されています。
テレビ番組で紹介されたり有名人も訪れたりしている清水湯、都内でやけに人気のデザイナーズ銭湯となっています。