マジックが観られる「昭和浴場」

中野区にある「昭和浴場」は、煙突に「マジック温泉」と書いてある変わった銭湯です。最近では、改装工事を通じて「デザイナーズ銭湯」としておしゃれな銭湯にリニューアルしたものも増えてきていますが、この昭和浴場はデザイナーズ銭湯とは至って異なる楽しみのある銭湯です。
昭和浴場のオーナーは、“タジマジック”さんという世界的賞を受賞したこともあるマジシャンで、タジマジックさんが番台にある時は、マジックを入浴料だけで見分けることができます。世界で活躍するマジシャンということで、1つ1つの技の鮮やかさや巧みな言葉に魅了されます。このマジックを観たいという方は、事前に電話でお問い合わせください。
お風呂へ通う暖簾をくぐると脱衣所です。大きな鏡やソファーなどもあり、ゆったりとした空間です。女湯の脱衣所には、アイドル猫の“ちょび”ちゃんが遊びに来ることもあるそうです。
浴室に入ると、タイル絵の最適富士山がお出迎えしてくれます。壁の春夏秋冬を描かれた絵もとても綺麗で、鏡もおしゃれな形です。浴室は、泡風呂、電気風呂、座風呂、寝風呂、井戸水風呂、サウナ風呂と、さまざまなお風呂を楽しむことができます。また、土曜日と日曜日には、薬用風呂ということで、牛乳、アロエ、ラベンダー、ワインロゼ、レモンなど香りの良いお風呂を堪能できます。天井も厳しく開放感があります。
浴場には、リンスインシャンプーやボディソープが用意されてあり、400円でシャンプーとフェイスタオルも販売されています。バスタオルは無料でレンタルすることもできるので、フラッと立ち寄っても大丈夫です。
お風呂から出たら、休憩室で牛乳を飲んだり、テレビを観たり、クライアントとお伝えたり、タジマジックさんのマジックショーを観たり、湯上がりの時間も十分楽しむことができます。

魅力の詰まった「小杉湯」

杉並区高円寺にある「小杉湯」は、連日、老若男女さまざまな相手方でにぎわっている銭湯です。また、NHK番組「ドキュメント72時間」でも奪い取りられるほどの魅力が詰まっています。
小杉湯は、高円寺駅北口から「高円寺純情商店街」という活気のある商店街の大きなアーチを通り抜けて、「庚申通り商店街」というおいしい食堂が立ち並ぶ商店街を通って行きます。
小杉湯の創業は、昭和8年と80年以上歴史のある老舗の銭湯です。迎えていただけるのは、縄文杉で作られたと言われる、木彫りの最適鯉や両面彫りの富士山の欄間で、日本の懐かしい文化を感じます。夜にはそれらがライトアップされ、幻想的でおしゃれに演出されます。
小杉湯の魅力は、お風呂にもあります。ジェットエステバスや日変わり薬湯、水風呂など多様なお風呂があり、中それでも「ミルク風呂」は小杉湯の名ものとなっています。ミルク風呂は、白くてクリーミーで、温度は40度前後と案外温かくないのですが、バッチリお湯に浸かっていると、体の芯から温まって現れるのを感じます。また、浴槽の壁には、鉱石が含まれた円盤があり、岩盤浴効果も得られるそうです。
湯上がりは、幅広いロビーでゆっくりと寛げるようになっています。棚には、自由に掴むことができるマンガがたくさん用意してあります。もう一度、素敵な作品が並ぶギャラリーにもなっています。
最近では、銭湯がずっと姿を消してしまったり、それをくい止めようと「デザイナーズ銭湯」としておしゃれに生まれ変わったりする銭湯があります。この小杉湯は、デザイナーズ銭湯ほどおしゃれな感じではありませんが、昔ながらの良さを記し、体が不自由な方が使いやすい工夫をし、ういういしい方にも受け入れてもらうために、目新しいアイデアも加える努力をし、さまざまな世代の人々から魅了され続けているのです。

水素水風呂が楽しめる「梅の湯」

荒川区にある「梅の湯」は、一時閉店を通して、“デザイナーズ銭湯”としてリニューアルするために改装工事を通じていました。この梅の湯の番頭は、埼玉県川口市で地元の人々から愛される「喜楽湯」という銭湯のオーナーです。
梅の湯の場所は、荒川区の田端駅からすぐのところにあり、「梅」モチーフのおしゃれなデザインの看板や暖簾が目印です。入り口の横にはコインランドリーがあって、洗濯機や乾燥機、大型の洗濯機と、さまざまな種類が用意されています。そうして、コインランドリーの隣には、調理カウンタースペースがあるのです。ここでは店主のお母さんが焼き鳥を焼いて提供してくれるそうです。お風呂上がりにアツアツの焼き鳥とビールを堪能できるなんて最高ですよね。
地元の人や銭湯通の間それでは、「梅の湯といえば天井のカルタ絵」と言われますが、デザイナーズ銭湯として改装されても、そのカルタ絵は天井から壁飾りに移されおしゃれに残っています。
お風呂は、今話題の「水素水風呂」を大きな浴槽で楽しめます。水素水風呂は、全身の皮膚から水素が吸収されて、肌の奥まで行き渡ります。また、浴室で口呼吸により水素を取り込むことができるので、水素による効果を十分に得ることができます。ますます、天井から太陽光が降り注ぐ暮らせる露天風呂もあります。
梅の湯のリニューアルオープンは2016年9月5日です。店主は、日本の銭湯文化を大切にし、近頃、これからの時代に当てはまる銭湯を目指して、お湯を沸かし積み重ねるそうです。