鉄道模型が楽しめる「友の湯」

日本の思い出深い文化である「銭湯」ですが、あなたが少なくなり、昔のような活気をなくし、衰退しているのも事実です。それを乗り切るために、現代の需要にマッチするように、「デザイナーズ銭湯」としておしゃれなデザインに改装したり、さまざまな娯楽施設が充実した「スーパー銭湯」ができたりしています。
でも、中には、古くからの佇まいを残す銭湯でも、あなたを呼ぶためのさまざまな工夫をして、人気を集め続けている銭湯もあります。江戸川区にある「友の湯」もその1つで、この銭湯には誠に、最適鉄道のジオラマがあるのです。
友の湯のご主人が銭湯を始めた当時は、家にお風呂がない家庭が多く、銭湯にはあなたがたくさん入り込みました。但し、現在ではほとんどの家庭にお風呂があるので、銭湯を必要とする人が減ってしまいました。そんな中、興味深いスーパー銭湯やおしゃれなデザイナーズ銭湯などは、この時代も工夫によって集客に成功しています。そのため、ご主人は公衆浴場も興味をもってもらうために考え、時代を問わず人気が続いている“鉄道模型”を設置するに至ったのです。
友の湯の自慢は、ロビーに設置された広さ畳9畳分もの巨大な鉄道模型のジオラマです。このジオラマは3人の職人によって3ヶ月もかかって作り上げたのだそうです。それにかかった費用も驚きの額です。
友の湯は鉄道模型で有名ですが、お風呂にもほんとにこだわっています。軟水装置によって浴室に供給してあり、軟水のぬるぬる感で肌に潤いを加え、ハリやキメにも効果的です。また、軟水は石鹸で洗わなくても、綺麗になるとも言われています。ほかにも、電気風呂やミクロバイブラ、滝の湯、スチームサウナなど、こだわりのさまざまなお風呂を楽しむことができます。
また、友の湯のご主人は、あなたが多く集まるこの現状では満足をせず、これからもあなたが楽しんでもらえるように工夫を続けていくそうです。

「銭湯カフェ」にリノベーション

昔ながらの銭湯は、歴史を肌で感じタイムスリップしたという、レトロな雰囲気が魅力です。ただし、この時代、ほとんどの家にお風呂があるということで、ずっと銭湯が街から姿を消していることは事実です。中には、さまざまな工夫やサービスを通じて生き残りを図ったり、リニューアル工事を通じて「デザイナーズ銭湯」としておしゃれな銭湯に生まれ変わったりするものもあります。
また、みんなのお風呂としては役目を終えた銭湯でも、昔ながらの銭湯の面影を記しつつおしゃれな“カフェ”として、ちっとも新しくリノベーションするものもあります。その中けれども、いやにカワイイ“銭湯カフェ”の「嵯峨野湯」を紹介します。
嵯峨野湯は、美しい自然の景色がのさばる京都の観光地「渡月橋」の近くにあり、大正時代の思い出深い日本文化と、現代のモダンなデザインをミックスさせた建もので注目を集めています。
嵯峨野湯は、大正時代後期に作られた銭湯で、大衆の憩いの場として2004年まで多くの人々に愛された銭湯だそうです。そのため、嵯峨野湯の看板は、湯気のたつコーヒーカップをイメージしたおしゃれなデザインになっていますが、温泉のマークのようにも思え、銭湯であったこともしっかり思い起こさせるデザインになっています。これは、リノベーションする際に、銭湯の名残を極力ただただ記したい、という考えで再生されたからです。
店の中に入ると、白を基調とした洗練されたデザインで、どうも銭湯だったとは思えない雰囲気です。飲食スペースは天井が激しく、天窓から太陽光が注ぎ、さわやかで開放感がありリゾートのようです。
でも、銭湯の面影も所々に残されてあり、木の靴箱や着替えの時に使っていたボックス、体重計、番台など、ノスタルジックでユニークな雰囲気を演出しています。大正時代に作られたタイルの壁も残されてあり、カフェをアーティスティックに彩っています。
がんらい銭湯だったということで、建ものが注目されますが、フードの評判も非常に良いです。何より、季節限定のパンケーキやお豆腐によるパスタが人気で、そのほかにも、スイーツやドリンクなど、全て新鮮な食材を通じてあり、おしゃれに盛りつけられています。京都嵐山散策の際には、ぜひこの嵯峨野湯に立ち寄ってください。
タイムスリップしたような思い出深い銭湯も良いですが、さまざまな施設で喜べる“スーパー銭湯”や、昔の銭湯をおしゃれにリニューアルさせた“デザイナーズ銭湯”、そして、カフェとして生まれ変わった“銭湯カフェ”、そのどれも異なる魅力があるので、いっぱい訪れてみるのも嬉しいですね。