二条城と庭園

京都にある二条城には三つの庭園があります。
それぞれが特徴的で見事な庭園で、二の丸庭園、本丸庭園、清流園と呼ばれています。
二の丸庭園は二の丸御殿から眺められる庭園として造られました。
現在は国の特別名勝に指定されています。
二の丸御殿の中から全体が眺められるように設計されていますが、二の丸御殿は一般の人が加わることができませんから、御殿の下からしか見つめられません。
当時の壮観な眺めは想像するしかないのです。
そうしたら、本丸庭園です。
江戸時代から庭園はありましたが、明治時代に撤去されています。
その後、明治天皇の指示によって現在の本丸庭園として作られました。
本丸御殿に付属の庭園ですが、芝生を主体とした簡素な庭園です。
最後は清流園です。
二条城の北側に戦後になってから作られた近代の庭園です。
やはり、二条城にマッチした造りになっています。
大きな流れを中心とした和風庭園と芝生を主体とした洋風庭園から構成されています。
近代の代表的な造園家として知られている中根金作が中心となって設計しました。
中にある茶室は和楽庵と呼ばれており、全国から集められた銘石300個を使っています。
どれも国宝級の庭園ですから、その手入れ方法も独特です。
御所すかしと呼ばれる剪定方法が使われてあり、この技術を持ち歩いている造園業者は限られています。
この他に庭園を見分けるだけではなく、桜や椿もたくさん植えられています。
花見に回る人も少なくないのです。
歴史的な建造ものである二条城ですが、歴史だけでは無く単純に見事な庭園を見て感動するのも酷くありません。