こんにちは、ナギボーイです。
炊飯器は釜によってご飯の美味しさが大きく変わります。
今回は、本炭釜は本物の炭を固め、削り出して作られた本格的な炭釜の炊飯器である「本炭釜NJ-VWB10」をご紹介します。
本炭釜は、中ふっくら外はハリのある食感を生み出し、かまどで炊いたようなご飯が炊飯器で簡単に炊けます。
特徴や似たモデルのNJ-VW10JC(ジャパネットモデル)との違いも合わせてご紹介します。
目次
本炭釜NJ-VWB10の特徴
主な特徴
大火力を生む本炭釜
本炭釜NJ-VWB10はその名の通り、本物の炭を削り出して作られた本炭釜を使用しています。
職人が手作業で約100日間かけて仕上げた本格的な炭釜です。
炭は素早くムラなく発熱する素材であり、金属釜よりも発熱力が高いのが特徴。
この本炭釜によりお米の芯まで熱を伝えてふっくらした食感を生み出します。
お米の甘みを引き出す連続沸騰
三菱電機は連続沸騰という独自の制御技術を開発し特許を取得しました。
従来、お米を炊くときに大火力を続けると吹きこぼれるため定期的に火力を弱めて炊いていました。
しかし、連続沸騰は、吹きこぼれることなく大火力をキープして沸騰し続け、お米の甘みを引き出します。
「保水膜」で冷めてもおいしい
保水膜とはお米を包み込んでうまみを閉じ込める膜のことです。
本炭釜NJ-VWB10は圧力をかけずに炊き上げるのでお米一粒一粒が保水膜で覆われ、かまどで炊いたようなハリのあるご飯が炊けます。
また、保水膜で覆われているお米は冷めても美味しく、冷凍を解凍したときも炊き立てのような食感がよみがえります。
使いやすさや便利さも
お米をおいしく炊き上げる技術だけでなく、使いやすさや便利さにもこだわっています。
保温モードは
- やや低めの温度の「食べごろ保温」
- 高めの温度の「一定保温」
- 1時間程度で自動で切れる「保温切」
の3つから選べます。
時短モードは
- 時間優先の「お急ぎ」
- 時間と美味しさを両立した「うま早」
の2つから選べます。
また、通常の炊飯器では内釜で洗米をすると内釜を痛めるとされていますが、
炭の粉を固めて作られている本炭釜は、コーティングが密着しやすく剥がれにくいので内釜での洗米が可能です。
内蓋もワンタッチで外せて手入れも簡単です。
スペック
サイズ | 高さ227× 幅237× 奥行292 (mm) |
重量 | 5.1kg |
内釜種類 | 本炭釜 |
内釜厚 | 10.0mm |
炊飯容量 | 0.5~5.5合 |
最大消費電力 | 1380W |
年間消費電力量 | 93.3kWh/年 |
付属品 | しゃもじ 計量カップ |
価格(Amazon) | ¥44,800(税込) |
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)と
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)の比較
三菱電機の本炭釜を使用した炊飯器は、本炭釜NJ-VWB10の他に
ジャパネットオリジナルモデルのNJ-VW10JCという種類もあります。
NJ-VW10JCは三菱電機とジャパネットが共同開発したジャパネットオリジナルモデルです。
では、本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)とNJ-VW10JC(ジャパネットモデル)は具体的にどこが違うのかをご紹介します。
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)とNJ-VW10JC(ジャパネットモデル)の主な違いは次の3つです。
①炊き分け機能の一部
②ヒーター
③価格
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)とNJ-VW10JC(ジャパネットモデル)はどちらも本炭釜を使用しており、上記3つの点以外、基本的な機能は同じです。
本体カラーも名称は異なりますが、どちらもブラック系とレッド系の2色展開です。違いの詳細をご紹介します。
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)と
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)の違い
①炊き分け機能の一部
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)には、ジャパネットオリジナルモデル機能として、
通常よりも蒸らし時間を長く、温度を高めにコントロールしてモチモチ感を引き出す「赤飯モード」、
冷めてもおいしい「弁当モード」、
粒感を残した「麦飯ふつう」と食べやすくした「麦飯 芳醇炊き」が選べる「麦飯モード」
の3つのモードが搭載されています。
②ヒーター
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)が七重ヒーターなのに対し、
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)は八重ヒーターとなっています。
ふたヒーターと釜底トリプルリングIHは同じですが、
胴回りヒーターがNJ-VW10JC(ジャパネットモデル)は3重、
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)は4重という違いがあります。
③価格
価格は、本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)がAmazonで税込44,800円なのに対し、
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)は下取りなし価格が税込59,800円、下取りあり価格が税込49,800円です。
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)はジャパネット専用の限定モデルのため、ジャパネットのみで取り扱っており、他のサイトでは取り扱いが無いので注意してください。
それぞれのスペックを比較したので表でご紹介します。
本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)と
NJ-VW10JC(ジャパネットモデル)の比較表
NJ-VWB10 (市販モデル) |
NJ-VW10JC (ジャパネットモデル) |
|
発売時期 | 2020年7月 | 2018年2月 |
サイズ | 高さ227× 幅237× 奥行292 (mm) |
高さ227× 幅237× 奥行292 (mm) |
重量 | 5.1kg | 5.1kg |
内釜種類 | 本炭釜 | 本炭釜 |
ヒーター | 八重全面ヒーター | 七重全面加熱 |
炊飯容量 | 0.5~5.5合 | 0.5~5.5合 |
電源コード長さ | 1.0m | 1.0m |
最大消費電力 | 1380W | 1360W |
カラー | 黒真珠 赤紅玉 |
ピアノブラック ルミナスレッド |
付属品 | 自立式しゃもじ 計量カップ |
自立式しゃもじ 計量カップ |
価格 | ¥44,800(税込) | 下取りなし ¥59,800(税込) 下取りあり ¥49,800(税込) |
本体の操作ボタン
実物の写真を見比べてみると
左の本炭釜NJ-VWB10(市販モデル)は、「お米」「炊き方」「芳潤/少量」。
右のNJ-VW10JC(ジャパネットモデル)は、「お米・赤飯」「メニュー」「匠芳潤炊き」。
と若干異なります。
詳しい使い方は、取扱説明書で確認してみて下さい。
本炭釜と炭炊釜の違いは?
本炭釜も炭炊釜もどちらも炭の力を利用してかまどで炊いたようなご飯に仕上げる釜です。
2つの釜は素材に大きな違いがあります。
本炭釜本炭釜は、純度99.9%の本物の炭を固め、削り出して作っています。
炭が発熱体として働くことで釜全体が一気に高温となり、お米の芯まで熱を伝えて炊き上げます。
陶器や土鍋と同様に落としたりぶつけたりすると割れたりヒビが入ってしまうので注意が必要です。
炭炊釜炭炊釜は、アルミニウム合金・アルミニウム・ステンレスを組み合わせた
5層厚釜の外側に備長炭コート、内側に内面コート(フッ素加工)を施したものです。
熱を均一に伝え、高火力で炊き上げます。
本炭釜NJ-NWB10のまとめ
<本炭釜NJ-NWB10の特徴>
・大火力を生む本炭釜
・お米の甘みを引き出す連続沸騰
・「保水膜」で冷めてもおいしい
・使いやすさや便利さも
お米は主食として頻繁に食べるからこそ、おいしく炊き上がったご飯がいいですよね。
1度本炭釜で炊いたご飯を食べると、もう他のご飯じゃ物足りなくなるほどやみつきになるかもしれません。
本炭釜NJ-NWB10を手に入れて、ご家庭でおいしいかまどごはんを味わってみてはいかがでしょうか。
購入する際に参考にしていただければ幸いです。