戸建てを所有していて、もともと「太陽光発電」「ソーラーパネル」「蓄電池」などに興味を持っていたので、グリエネを利用して住宅用太陽光発電の一括見積をしてみました。
などの疑問や「しつこい営業は嫌だな」という懸念もありましたが「知りたい」という気持ちが勝り見積をしてみました(^^)/
結論から言うと私の場合、見積もり依頼して良かったです。
なぜなら、悪徳かもしれない訪問販売会社より、厳格な審査に通過した信用できる会社を紹介してくるからです。
\高額な費用を支払うことになるので安心な会社を選びたいですよね/
さらに5社の相見積もりを比較することで、導入する際の相場を肌で感じることができ、結果だいぶ費用(約40万円)を抑えることが出来たからです。
目次
【グリエネ】住宅太陽光発電の一括見積した流れを解説
①グリエネの公式HPより「無料一括見積もりはこちら」をクリック。
②項目に必要事項を記入し「以上の内容で見積もり依頼をする」をクリック。
この見積依頼フォームは
- 設置する都道府県
- 設置する種類
- 依頼主の電話番号
を入力するだけでした。
任意でしたが、私はスムーズに見積もりを進めたかったのでメールドレスも入力しました。
③すぐに入力したメールアドレス宛にグリエネからのメールが届く
グリエネ運営事務局から登録完了と今後に流れに関する案内のメールが届きます。
メール内容は、見積もりにあたって電話もしくはメールにて、依頼主の状況や要望を確認してから販売施工業者を紹介するとのことでした。
販売施工会社の紹介にあたって、任意の「事前確認アンケートURL」にアクセスして記入すると見積もりが早くなる場合があるようです。
内心は「あ~、もうちょっと面倒臭くなってきた(;^ω^)」と思ってしまいましたが、円滑に見積もりを進めたかったので記入することにしました。
事前確認アンケートの内容は
- 住所
- 名前
- 建物の所有者本人か
- 設置予定(見積もりのみか、何か月以内か)
- 興味のある商品(私は太陽光発電、蓄電池、V2H、カーポート太陽光発電を選択)
事前確認アンケートを入力して終了すると「グリエネ」から電話が掛かってきました。
事前確認アンケートに沿って設置検討内容の確認をしていきます。
カーポート太陽光発電については、所有しているカーポート天板がポリカーボネートなので設置が難しいとのことで見積もり除外。
V2Hについても、電気自動車を所有していないし購入予定もない、現在は後付けの商品も多くあるとのことでこちらも見積もりを除外しました。
見積もり時の注意事項として、
- グリエネはあくまで仲介会社となります。
- 5社の販売施工会社から連絡がくるので、建物の平面図と立面図を準備下さい。
(平面図と立面図をスマホで撮影しておくと良い) - 販売施工会社とのやり取り(訪問日の調整、図面の提出)は個別で行って下さい。
グリエネ運営事務局との電話を切った後に、ショートメールにて紹介する販売会社が確定して一覧が送られてきます。
ちなみに今回わたしが紹介された販売施工会社は以下となります。
- アークネス株式会社
- 株式会社Aoie
- 株式会社バリューエコロジー
- まるふく合同会社
- ニッカホーム株式会社 関東支社
④各社との見積もり対応
各社との見積もり対応は、1回で済むと思いきやそうではありませんでした。
STEP①各社営業の方が、まずは自宅に訪問して事前に送付した図面を基にヒアリング。
STEP②次に職人が実際に屋根上に登って採寸(もちろんどの会社も無料)し、その内容で後日最終見積もり。
なので各社とも最低2回以上は、訪問の日程調整が必要となります。
日中忙しく土日しか時間が取れない人は、ちょっと大変かもしれません。
私は幸いなことに、自宅で仕事なので全く苦ではありませんでした。
また、各社営業担当者の話を聞くことで、どんどん知識が付いてきて疑問や不明点が払しょくされていきました。
現時点にいて東京都はどの都道府県よりも、太陽光パネルと蓄電池の補助金交付が手厚いと知り、「これを利用しないと損だ」と判断しました。
屋根に太陽光パネルの枚数を少し載せようが多く載せようが、補助金でまかなえるので、最終的な設置工事費用は同じだそうです。
蓄電池についても補助金が出る(たしか3/4)とのこと。
それならば、各社に「太陽光パネルをMAX載せて、それに見合った蓄電池を提案して」を最終的に依頼しました。
もちろん各社営業担当者には、5社に相見積もりしている旨を伝えているので、頑張ってくれたと思います。
⑤5社に見積もり検討した結果を表にまとめました。
5社に見積もりした結果を表にまとめてみました。
設置する屋根の状態(瓦・スレート・ガリバリウム鋼板、屋根の勾配)、商品の在庫や市場価格によって見積額が異なってくるので、あくまで参考として頂ければと思います。
また、ここではあえて会社名を伏せておきます。
会社 | 太陽光パネル 容量 (kW) |
蓄電池 容量 (kW) |
見積金額 (税込) |
自己負担額 | 補助金 | 見積日付 |
A社 | 7.14 | 12.7 | 3,320,000 | 779,000 | 2,541,000 | 3月8日 |
B社 | 7.14 | 12.7 | 3,436,000 | 1,020,000 | 2,416,000 | 3月9日 |
C社 | 6.32 | 12.7 | 4,136,044 | 947,024 | 3,189,020 | 3月12日 |
D社 | 5.33 | 9.8 | 2,874,300 | 751,300 | 2,123,000 | 3月15日 |
E社 | 9.03 | 14.3 | 3,980,000 | 587,200 | 3,392,800 | 3月20日 |
上表のとおり、2番目に見積もりを提出してきたB社は、自己負担金は100万円越えに対して
最後に提出してきたE社は、60万円以下となりました。
しかもE社の太陽光パネルは9.03kWなので、どの会社よりも容量が大きいではありませんか。
これは何を意味するかというと、ランニングコストが他社の比べて優れていると言えます。
晴れていれば日中の家の電気代はかからず、蓄電池にもどんどん電気が溜まり、それでも発電するようならそのまま売電されて収益になるからです。
私は「他社がこれくらいだからもっと安くして~」のような駆け引きは嫌い(苦手?)なので、各社見積内容が出揃った時点で、E社に即決しました。
すぐに他の会社には丁重なお断りメールを送って終了です。
(中には食い下がる営業担当者も1社ありましたが。。。)
太陽光発電設置のメリットとデメリット
メリット
ここがメリット
- 昼間に太陽光で発電した電気を使用するので、電気代を抑える事ができる。
特に在宅勤務する方は特におすすめです。 - 蓄電池とあわせることで、停電時にも安心して生活できる。
停電時にエアコンと冷蔵庫が止まってしまう心配がありません。 - 東京都在住の方は、今なら(2024年現在)かなりの助成金を受ける事ができ、最終的な負担が安く済む。
例)太陽光パネルと蓄電池で400万円→自己負担60万円(全体の約1/7) - 売電収入を得ることができる
昼間に発電した余剰電力を電力会社に買い取ってもらえる
デメリット
ココがデメリット
- 初期費用が掛かる。
助成金が戻ってくるのは国や自治体にもよりますが、遅くて半年後になる場合もあります。 - 家の周囲にパワーユニットや蓄電池が設置されて、見栄えは悪くなります。
家の外観を気にしている方はおすすめできません。 - 昔に比べてFIT(固定価格買い取り制度)の単価が下がった。
2013年は38円/kWh → 2023年は16円/kWhに推移しています。 - 屋根の形状や立地条件では設置できない。
屋根の面積や向き、日照条件で設置しても十分な効果が得られません。
【グリエネ】住宅太陽光発電の一括見積もりをおすすめする人
- 複数の販売施工会社の一括見積もりを取ることができるので、効率良く安くてお得に設置することが可能になります。
- 電力小売全面自由化に伴って、太陽光発電を設置している場合余剰電力を上手に利用することで有利になります。
- 10年間の買い取り価格保証により太陽光発電にかけた費用を回収でき、売電収入も得られるのでお得となります。
【グリエネ】住宅太陽光発電の一括見積もりをおすすめしない人
- 戸建て所有していない人
- 節約に興味のない人
- そもそも5社も見積もりしたくない人
【グリエネ】住宅太陽光発電の一括見積もりの実体験の口コミまとめ
戸建てを所有していて、もともと「太陽光発電」「ソーラーパネル」「蓄電池」などに興味を持っていたので、グリエネを利用して住宅用太陽光発電の一括見積をしてみました。
結論から言うと私の場合、見積もり依頼して良かったと思います。
悪徳かもしれない訪問販売会社から受け身で(受動的に)提案されるまま購入するよりも、こちら側から(能動的に)厳格な審査された会社へ見積して比較検討できたからです。
実質約40万円を得して導入できたにもかかわらず、どの会社よりも容量の大きい太陽光パネルを設置できたので、これからも電気代がほぼ0円に近い状態が続くでしょう。
逆に売電で収益が得られてプラスになるかもしれません。
電気代が高騰するなか、これは大きなメリットだと私は考えています。
月々の電気代が浮いたので、おこずかいにまわしてもよし。投資にまわしてもよし。習い事にまわしても良いのではないでしょうか。
皆さんのライフスタイルに合わせて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。