エアコンって、メーカーもモデルもたくさんあって、それぞれに機能も豊富。
結局どれが自分に合っているのか、見れば見るほど分からなくなりますよね。
最近のエアコンは様々な機能がついているものが多いですが、そこまでの多機能さは求めていないから価格を安く抑えたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は広さ5畳〜9畳程度(木造和室目安)のお部屋向けエアコンから2機種、ダイキンの「AN22YES」と「S22YTES」をご紹介します。
この記事では、「AN22YES」と「S22YTES」の違いを比較しながら分かりやすく解説しています。
ぜひ、ご覧になってみてください!
AN22YESの特徴
ダイキンエアコン全シリーズ中、最もベーシックでコンパクトな「Eシリーズ」。
「Eシリーズ」はダイキン全シリーズ中の最安なので「基本的な機能が揃っていればいいから、価格は安く抑えたい」という方におすすめです。
「AN22YES」は、そんな中で最も狭い部屋向けの製品です。
対応する部屋の広さの目安は、以下のようになっています。
- 冷房時⇨木造和室で6畳、鉄筋洋室で9畳程度
- 暖房時⇨木造和室で5畳、鉄筋洋室で6畳程度
ここからは、「AN22YES」に備わっている機能についてご紹介していきます。
水内部クリーン機能つき
冷房運転で発生する結露水を利用して、熱交換器の汚れを洗浄します。
結露水で洗浄後に乾燥運転を行い、熱交換器をキレイにします。
ストリーマ内部クリーン
冷房・除湿運転の停止後、自動的にストリーマ照射と送風・暖房で乾燥を行います。
すっきりコンパクトサイズ
横幅770mmのコンパクトな設計なので、狭いスペースにも最適です。
ヒートブースト制御
コンプレッサー制御により、運転開始後の暖房の立ち上がりを早めて、設定温度に近づけます。
寒い季節、お部屋がすぐに暖まるのは嬉しいですね。
ボタンひとつで、かんたん設定
ベーシックな機能だけのシンプルなタイプなので、ボタン操作もシンプルで使いやすいです。
スマホやスマートスピーカーで、さらに便利
専用のアプリ(ソフト)により、お使いのスマートフォンやタブレットPCがエアコンのリモコンに早変わり。
家の中でも外出先でも自在にエアコン操作が行えるので、家に着く少し前にスイッチを入れておけば、着く頃には快適な温度になります。
S22YTESとの違い・価格について
「AN22YES」と「S22YTES」との違いを表にまとめると、以下のようになります。
モデル | 配管高低差 | 価格 | |
AN22YES | 家電量販店モデル | 10m | ¥99,800 |
S22YTES | 住宅設備モデル | 15m | ¥37,871 ※一般の方は不可 |
「AN22YES」と「S22YTES」は、「家電量販店モデル」か「住宅設備モデル」かの違いがあります。
- AN22YES⇨家電量販店モデル・・・家電量販店に流通しているもので、一般消費者が直接購入できるモデル
- S22YTES⇨住宅設備モデル・・・街の電器店が販売したりハウスメイカー経由で取り付けるモデル
多くの家電メーカーは販売ルートごとの売れ行きを判断しやすくする為、同スペックでも販売ルートによって品番を変えています。
つまり、「AN22YES(家電量販店モデル)」と「S22YTES(住宅設備モデル)」は、基本的には品番の違いだけで基本スペックは変わりません。
ですが、上記2機種の場合は許容できる配管高低差(室内機〜室外機の距離)が違います。
一般的に、配管高低差が大きくなるほどエアコンの能力は低下する為、エアコンには機種ごとに配管高低差の許容範囲が定められています。
配管高低差の許容目安は以下の通りです。
室外機が1階の場合、
- 室内機(エアコン)が1階⇨許容高低差3m~4m
- 室内機(エアコン)が2階⇨許容高低差6m~8m
- 室内機(エアコン)が3階⇨許容高低差9m~11m
上記の表で2つを比較すると、「S22YTES(住宅設備モデル)」の方が配管高低差5mが長い点で強化されています。
価格は、「S22YTES(住宅設備モデル)」の方が安いですが、これは業者が取り寄せる場合の価格です。
一般の方が購入する場合は量販店モデルと同価格なのでご注意ください。
AN22YESとS22YTESのまとめ
ダイキンエアコンの「Eシリーズ」から、「AN22YES」と「S22YTES」についてご紹介しました。
最もシンプルな機能かつコンパクトで、子供部屋などのあまり広くないお部屋に向いています。
内部クリーン機能やヒートブースト機能、スマホ操作可能な点など、ダイキンエアコンの基本機能はしっかり揃っています。
「AN22YES」と「S22YTES」の違いは、
- 「AN22YES」⇨家電量販店モデル。配管高低差10mまで。
- 「S22YTES」⇨住宅設備モデル。配管高低差15mまでの強化タイプ。
「S22YTES(住宅設備モデル)」の方が安価ですが、一般の方は購入する時は「AN22YES」と同価格でしか購入できませんのでご注意ください。
ぜひ、購入の際の参考にしてみてください!